7月28日の雑談

このあいだの土用の丑の日に、和歌山でうなぎ弁当の食中毒が起こったそうです。百貨店店下の飲食店で買ったうな弁当を食った男女8人が、食中毒症状を訴え、店は営業停止になったとか。元気をつけるはずのものが、元気をそぐことになったという、何ともいえないニュースではあります。で、このうなぎという食いものの話なんですが、皆さんは食べましたか。僕は、食べてません。いや、食べないという積極的意思を持ってるのではなく、食べられないという特殊体質なわけでもありません。単に、金が無いので食えないだけです。また、幼い頃から金が無かったので、そもそも土用の丑の日にうなぎを食うという習慣自体が己の中に無いだけです。周囲で「美味そう」「食いたい」「たまらん」みたいな話が出ると、「ですよね」と真人間のような顔をしながら同意したりしますが、実は内心「そうか?」と思ってたりします。もちろんこんな僕でも、うなぎを食ったことが全く無いわけではありません。が、やはり貧乏ゆえ、大したものは食ったことはありません。また、舌も貧乏舌なので、うなぎを心底美味いと思って食ったことが正直、ありません。なので、土用の丑の日のうなぎ関連の様々なニュースは、異界の騒ぎが身近で起こってるようなシュールな印象を受けたりします。さらに正直に言うと、「何で土曜日でもないのに、どようなんだろう」とか思ってたりもしてます。こんな僕に、本当のうなぎの美味さがわかる日は、来るのでしょうか。そして、「どよう」の理由がわかる日は、来るのでしょうか。

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