7月1日の雑談

鉄道自殺というのは、どこでどうやろうとも迷惑なものであるということを、昨日の新幹線内焼身自殺は明らかにしました。ひょっとすると、これを書いた後とかに何らかの情報が出たりするのかも知れませんが、どんな事情があるにせよ、新幹線の車内で焼身自殺なんかやらかすのは、迷惑以外の何物でもありません。当然です。と、当たり前のことをとりあえず言っといた後で疑問ですが、この爺さんは何故、新幹線内で自殺を図ったのでしょう。というか、何故、こんなことを思いついたんでしょうか。途中で止められないようにしたかったのなら、人里離れたところで決行すればよかったのではないかと思えます。新幹線の切符を買う金があるなら、人がいないところへも充分行けるでしょう。新幹線内だと、即座にスプリンクラーか何かが作動するとは、考えなかったんでしょうか。もし僕が焼身自殺を考えるとしたら、真っ先にそのことを考えます。誰かが止めなくても、上から水が降ってきて終わり、みたいな結果になるんじゃないかと。もちろん、現実には昨日の事件の通り、そんなもんは作動しなかったわけですけど。この爺さん、ひょっとしてそのことを知ってたんでしょうか。いや、でもやっぱりこのやり方自体が最初から、かなりの想定外という気がします。何か、不思議です。むかつくと同時に、妙に不思議な印象も受ける事件です。この先、新幹線のセキュリティが厳しくなったら、無論そんな不思議さは完全に忘れ、ひたすら迷惑であり、ひたすらむかつきだけが爆発するんでしょうけど。

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